(つづき)
マイブラックスワンストーリ、省略してMBSSにすますた^^;
Nutcracker終了後、クリスマスやニューイヤで通常のクラスがキャンセルになったり、代行の先生になったシーズンが過ぎ、年が明けていつものクラスが再開されました。
私は、大体クラスのはじまる20~30分前にスタジオに着くようにして、廊下や空いているスタジオでストレッチをします。 まぁ、年々体は衰える一方ですが^^;、でも少しでも長くダンスを楽しみたいので、怪我をしないようにゆっくり時間をかけてストレッチをしています。
で、私の受けているクラスで、私と同じようにクラスの30分くらい前にスタジオへやってきてストレッチをしているのがCさん。 Cは、サンフランシスコバレエのソリストだった方で、引退後は、やはりサンフランシスコバレエのプリンシパルだったご主人とバレエスタジオを開いて、そのスタジオも来年くらいで20周年を迎える。。。というバレエ一筋人生の方です。 確か最近お孫さんができたようで、年齢的にはその位の^^;方なのですが、今でも手足は長く、顔も小さく、元バレリーナを彷彿とさせる容姿です。
そんなCさんとは、クラス前の30分、挨拶の後黙ってお互いストレッチをすることもあれば、たまにダンスの四方山話をすることもあります。
その日はめずらしくCさんが
「Ayako、あの子の名前なんていったかしら???」
と、話しかけてきました。 Cさんが私に、他の誰かの名前を聞くということは、私達が受けているクラスの中の常連さんなはず。 Cさんがあげた特徴のなかに「プロフェッショナルダンサー」というのがあったので、
「あ、Mさんですか? 元プロフェッショナルダンサーの。」
と、聞いたところ、Cさん突然憤慨@.@
「何言っているの?? Mはプロフェッショナルじゃないわよ!!!」と。
「え。。。いや、あの。。。 私には元プロフェッショナルって。。。。」と、言うと、
「何言っているの、彼女は素人よりましっていう程度。 あなたの方がよっぽどいいわ」と。
一瞬、Cさんの言葉を、何か間違えて理解したかと思い黙っていると、
「あなたはよく頑張っているわ。」と、もう一度。
いや~、嬉しかったです。 いえいえ、他の誰かと比べてよいとかわるいとかではなく、こんな末端ダンサーが 頑張っている ことを認めてもらえて嬉しかったです。
彼女とは今、中/上級クラスで一緒ですが、実は、3年くらい前、私がはじめてバレエの初級クラスを受けた頃にも同じクラスを受けており(多分、先生の教え方の好みが似ている??)、なので、バレエとことん初心者の頃から現在までの私の上達(と、いえるかどうかですが^^;)は、ご存知のはず。 そんな彼女に 頑張っている と言われたので、素直に嬉しかったです。
あ、でも、この後すぐにオチはついて、
「勿論、プロフェッショナルっているレベルじゃないけれどね。」と^^;
あ~、もう、そんなことわざわざ言われなくっても、重々承知していますよ~。 いや、でも嬉しかったな。
そうこうするうちクラスがはじまり、話は中断。
クラスの後、Cさんが来て
「Ayako、今日Mはクラス受けていた?」と。
その日はめずらしくMさん、クラスお休みだったので、
「いいえ、今日はお休みでしたね。」と。
多分、Cさんが思いついた人が本当にMさんかどうか確認したかったのですね。。。。と思っていると、Cさん
「Ayako、Mはね、どこかの小さいバレエカンパニーに出演してお金をもらったことがあるのかもしれないけれど、プロフェッショナルというレベルじゃないわ。 でも、何故Mがあなたに プロフェッショナル なんて言ったかわかる?」と。
「いいえ。」
「嫉妬よ。 気をつけなさい。」と。
あががが・・・・そうですか・・・Mさんがプロフェッショナルであろうが、なかろうが、どうでもいいんです、私。 Mさんがそう自己紹介してくださったので信じているだけです。 でも、嫉妬ですか???・・・・いや、それは困ります。 気をつけなさいって、何をぉぉぉ・・・・^^;
その昔受けた大学の心理学の講座(多分、一般の心理学ではなくて、青年心理学あたりの講座だったかと・・・・遠い昔^^;)を思い出してみると、嫉妬とは、本人が羨ましいと思ったときに芽生える感情だと。 その羨ましいがとても大きな場合は憧れになるのだけれど、ほんの少し羨ましいときに嫉妬になる(可能性がある^^;)。
例えばAさんが、大女優のXを美人でとても羨ましいと思ったときには憧れになるのだけれど、新進スターのYを「私よりほんの少し美人なだけ」と思ってしまうと、嫉妬になると。 例え日本国民のほとんど(って、大袈裟か^^;)が、YはXを超える美人女優だと思っても、AさんがYを 自分よりほんの少し美人 と思ってしまう。。。それが嫉妬になると。
いや~、怖いですね~。 思い込みの世界ですよ。 そんな思い込みの世界浸ってしまう人を気をつけなさいって言われてもね。。。なすすべなし。。。。でしょう~。
Mさんはね、私よりも若く(って当たり前^^;???)、美人でスタイルもよく、バレエのこともよく知っています。
だから、私なんぞに嫉妬なんて。。。と思ったのですが、この後、Cさんの予言どおり???、Mさんの思い込みの世界が現実に展開されたのですよ。 (怖)
(またまた、つづく)